僕ら理容フルサワの顔そりは、ストレス社会で頑張るあなたにひとときの心地よい癒しと眠りをもたらし、清潔感のある肌へと導きます。
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ちょっと前のことになるんですが、理容フルサワのシャンプーボウル「タカラベルモントREVOWL(レヴォール)」が漏水を起こし店が停電するというハプニングがありました。
業者さんを呼んで修理してもらう中でレヴォールというシャンプー台の構造や注意点が見えてきたので、非常にニッチな内容となりますが備忘録も兼ねて書き残しておきます。
いきさつ
とある日の営業中のこと。
いきなり店の電源が落ちた。ブレーカーを上げてもまた落ちてしまうため、よく見ると分電盤の漏電ブレーカーが落ちていることが発覚。
東電に連絡し調べてもらうと、微弱ながら電流が流れているので水濡れの可能性が高いと。で、水に濡れそうな場所で電源のあるところありますか?ということで怪しい場所を片っ端から調べてくれた。(担当の方は本当に丁寧に調べてくれました。感謝です。)
そしてついにシャンプーボールのコンセント部が漏電していることが判明。何らかの理由でシャンプーボールから水漏れまたは水濡れが発生し、コンセント部が濡れているのだろうということになった。
水漏れ箇所発覚
なので続いてタカラベルモントに至急案件で修理依頼。
ここでタカラの修理員さんが大苦戦していたのは、レヴォールがこの状態(収納状態)で止まってしまったことだった。
漏水個所を調べるのに前面のパネルを外す必要があるのだが、ビスが青丸で囲ったこのすき間の中にあるのだ。
本来なら上に上げればいいのだが、漏電してるので電源を入れて動かすことができない。手がかろうじて入るすき間しかなく、ドライバーを入れることができないので、特殊な手袋を着けてどうにかこうにか回していた。
ちなみに上に上げるとこういう状態になり、ビスに容易にアクセスできる。
開けてみると(写真無くてすみません)、ボウル部分から流れてくる排水(緑)を排水ホース(黄)に受け渡し、排水管に流す仕組みとなっている。
収納状態では図のようにS字にホースが収まっていて、ホース全体にかなり負荷がかかる状態であることがわかる。そして破れた場所(赤丸。漏水箇所)は、特に急カーブとなっていて、いかにも「圧」がかかりそうな部分であった。
そしてこの写真を見ると、収納状態だと亀裂部分はコンセントの真上にあることがわかる。ここから漏れた排水は、真下にある電源部分の基盤を濡らし漏電させたのだ。むしろショートしなくてよかったと思えるくらいだ。これある程度作った段階で予測できることだと思うので設計的に問題なんじゃ・・・
こちらが収納されている排水ホース。オレンジの部分が裂けてしまっているのがおわかりいただけるだろうか。
ちなみに僕のは買って5年目でこうなった。そして初耳だったのだが修理員さんの話によると、メーカーでは3年毎の交換を推奨してるのだそうだ。
3年!?おいおい、そりゃねーだろ・・・である。そんなペースで交換する人いるのかなぁ。
それに、今回は漏電で済んだけど、もしショートして基盤ごと交換なんてなってたらいくら請求されてたか・・・ましてや発火するかもしれないわけで・・・ほんとにシャレにならないし怖い。
今回の修理費はこちら。
REVOWL(レボール)の水漏れ対策
①営業後や休みの日はリアシャン状態にしておこう
長い時間排水ホースに負荷がかからないようにするために、営業後や休みの日は上に上げておく(リアシャン状態)とよいと思われる。
この状態だと、今回亀裂が入った赤丸部分もほぼストレートになって、全体に負荷がかからない状態にすることができる。
万が一急に動かなくなった時もこうしておけば前面パネルを留めているビスも容易に外すことができる。
②排水ホースを準備しておく
リアシャン状態になってさえいれば、前面パネルを外すことも排水ホースを交換することもそれほど難しいことではないように見受けられた(あくまで見てただけですがw)。
また、機械内部での水漏れというのは僕らは把握しにくく、いきなり故障という形で表に出てくるものでもある。常に排水ホースを常備しておくとそうした際に営業不可の日数を減らせることにも直結するのでかなり安心である。
↑タカラベルモントのアフターサービスに電話すると代引きですぐに手配してくれる。
価格送料入れて1000円ちょっとなので、常備しておくことを心からおススメする。
せっかく送料を払うならシャワーホースにつける水切りゴムも一緒に注文してしまおう。シャワーヘッドの15cmくらい下についているパーツで、これもよく破れるパーツだ。
このブログが困ってる人のお役に立てますよう心から願っている。
その後気になってもう一台も調べたので続編書きました。こちらです。
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投稿者プロフィール
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昭和33年創業「古澤理容館」の三代目、現在は、癒しメニュー特化型理容室「理容フルサワ~LIVINGROOM~ 」室長。1973年生まれ、出身・在住ともに横浜市鶴見区。全理連ヘアーカウンセラー。2010年横浜市優秀技能者賞受賞。
理容師の為のオンラインサロン『Barber-Bar』主宰。
顔そりやヘッドスパなどの「癒し」に特化したサロンコンセプトのもと、ストレス社会に生きる現代人の疲れや肌荒れと向き合っている。特にメンズ向けのシェービングは「顔そりという名のエステ」として圧倒的な心地良さをもたらし、その独自の顔そり術は評判を呼び遠方からの来客も多い。
活動理念は「顧客様の日常に笑顔が増えるお手伝いをする」。顔剃りとヘッドスパでお客様を眠りに誘うことがやりがい。
ブログは15年以上続けており、ライフワークとなっている。
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