ありがとう。
妻には日々口に出して言ってると思うんだけど、たぶんまだ足らない。
だって毎日毎日ありがとうが増えていくのだから、黙っていたらどんどん溜まっていってしまうから。
ありがとうってポイントのようなものだと思う。
溜まってしまったありがとうポイントは行動で示すことで一気に消費するようにしている。
洗濯物を干すこと、ご飯を作ること、子供を外に連れ出すこと。
色々な行動で示している。
そして、感謝を表した気持ちになっている。
今日は昼ご飯を作った。うどんとフレンチトーストという訳の分からない組み合わせになったけど。
でもそれって本当は僕の独り善がりなんだ。
やっぱりどこかに「やってあげてる」って気持ちがあるから。
だって、妻はいつも家事をやってるんだから。
僕がやったときだけありがとうポイントを消費して感謝を表したつもりでいるけど、妻にはそもそもそんなポイント制度が存在しない。
無償。
無償の愛。
見返りを求めない愛。
これって究極だし、ただただ凄いと思うのだ。
そして妻には僕にとっては妻にしか頼めないもうひとつの役割を担ってもらっている。
僕の尻を叩く役割だ。
いや、これ決してエロい意味でも、夜のプレイでもない。
僕は自分で言うのも恥ずかしいが、ジャンルとしては「天才肌」のタイプだと思う。
気分が乗ったときは寝なくてもいいくらいに物事を一気に進めるが、気が乗らないと本当に何もしない。
ただスマホをいじってばかりの廃人となってしまうのだ。
そこで妻の出番だ。
妻は容赦なく僕に仕事をガンガン振ってくる。
「次のこのイベントはどうすんの?」
「この企画、いくらでやるの?」
「この前頼んだアレ、やった?」
僕の気分が本当に乗らない時はこれでよくケンカになる。
理容フルサワでは、たいていの行事やイベントを企画しているのは僕だし、それを外に発信しているのも僕だ。
それを妻は言ったはいいけどどうするの?と確認しているだけなのだけど、僕は言うだけ言って何もやらない状態になってしまうのだ。
だから妻の言葉は徐々に怒りを帯びる。発案者が僕である以上、言われても仕方ないことはわかってるから、僕も動くしかなくなる。
これの繰り返しで、僕らは前に進んでいる。
これって、どちらが欠けてもダメだと思う。
僕らが二つの車輪であるなら、どちらかが大きくても小さくても真っ直ぐ進まない。
たぶん、妻は僕の様子をみながら、時には尻を叩き、時には後ろに下がり、バランスをとってくれるんだと思う。
本当にありがとう。
なんで急にこんなこと書いてんの?と思うだろう。
それはこの企画に乗ったから。
感謝はしている昨日、友人のお店のスタッフにむけてブログを書いた 会って話せばいいんだけどブログについての事だったんでブログで…
いい機会をいただけてありがたい。
妻にはこれからも僕の尻を叩いていただけたら、これ以上の幸せはない。
これからも少しずつ積み重ねていこう。
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投稿者プロフィール
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昭和33年創業「古澤理容館」の三代目、現在は、癒しメニュー特化型理容室「理容フルサワ~LIVINGROOM~ 」室長。1973年生まれ、出身・在住ともに横浜市鶴見区。全理連ヘアーカウンセラー。2010年横浜市優秀技能者賞受賞。
理容師の為のオンラインサロン『Barber-Bar』主宰。
顔そりやヘッドスパなどの「癒し」に特化したサロンコンセプトのもと、ストレス社会に生きる現代人の疲れや肌荒れと向き合っている。特にメンズ向けのシェービングは「顔そりという名のエステ」として圧倒的な心地良さをもたらし、その独自の顔そり術は評判を呼び遠方からの来客も多い。
活動理念は「顧客様の日常に笑顔が増えるお手伝いをする」。顔剃りとヘッドスパでお客様を眠りに誘うことがやりがい。
ブログは15年以上続けており、ライフワークとなっている。
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