『無断キャンセルされて嘆くより、僕は心に火がついた』

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予約制を導入してから3年

 

どうしても付きまとうのが

 

無断キャンセル。

 

 

日曜も一件ありました……

 

 

これをやられると

 

その押さえてた時間がぽっかり空いてしまうだけでなく

 

他のお客様も入れられないので

 

店としては二重の損害になります。

 

 

技術者と椅子を何台も抱えてる大型店なら多少の融通をきかせることができるかもしれませんが

 

ほぼほぼマンツーマンの我が店では

 

わずか10分の遅刻でさえも

 

その後のお客様

 

またその後のお客様へと影響がでてしまいます。

 

 

やむを得ない理由があるならともかく、

 

「寝坊した」

 

とか言われると

 

「え、自分で時間指定したのに、マジか…………」

 

となるわけです。

 

 

なので無断キャンセル、並びに遅刻に関して

 

しないでほしいというのはあるにはあるのですが、

 

特に遅刻に関して言いますと

 

僕のほうにだって急なオプション追加や

 

カットの全体的なやり直しなどがあれば

 

予定の時間に収まらないことはあり得るわけで。

 

そこはもうお互い様という部分で

 

その辺あまりとやかく言いたくないのが本音です。

 

 

無断キャンセルに関しても

 

同業者のブログなどをみると

 

「うちらの業界はバカにされてるからだ」

 

「キャンセル料をとるべきだ」(←実際にとってる店はあります)

 

「ネット予約ができるようになって手軽に予約ができるようになった分、予約の意味合いが軽くなってしまっている」

 

などの声が見受けられます。

 

 

でもなんか…….

 

それって人間関係で言えば

 

『相手に変わってほしい』

 

って部分だと思うんですよねー。

 

それってあまり伝わらないし

 

ストレスのかかる非効率的な考え方でして…

 

 

ならば大事なのは

 

『自分が変わること』

 

つまり

 

「キャンセルや遅刻をしてしまったらめっちゃ後悔するような、そんな魅力溢れる店にする」

 

というのを最優先で考えるほうが建設的な気がします。

 

ぶっちゃけちゃえば

 

その人にとっては無断キャンセルしちゃえる程度の店だったんですよ、僕の店は。

 

それならそれを超えてやろうじゃないの。

 

他の店に行ってみて、

 

「あー、やっぱりフルサワじゃなきゃだめだなー」

 

と思わせる魅力を持つ店になるということ。

 

 

損して得とれじゃないですが

 

嘆いていても始まらないわけで

 

そこからも何かを得ようとしないと

 

共倒れですよね。

 

そういう意識を持ち続けていたいです。

 

 

たださすがにムダキャンやられた瞬間は

 

こんな感じになりますね 笑

 

「出会った全ての人に感謝。キャンセルした人にだってありがとう。」

 

みたいなセリフはとてもじゃないが言えません 笑

 

生活かかってますから。

 

 

ま、頑張ります。

 

ではまた。

 


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投稿者プロフィール

古澤 達也
古澤 達也理容師
昭和33年創業「古澤理容館」の三代目、現在は、癒しメニュー特化型理容室「理容フルサワ~LIVINGROOM~ 」室長。1973年生まれ、出身・在住ともに横浜市鶴見区。全理連ヘアーカウンセラー。2010年横浜市優秀技能者賞受賞。

理容師の為のオンラインサロン『Barber-Bar』主宰。

顔そりやヘッドスパなどの「癒し」に特化したサロンコンセプトのもと、ストレス社会に生きる現代人の疲れや肌荒れと向き合っている。特にメンズ向けのシェービングは「顔そりという名のエステ」として圧倒的な心地良さをもたらし、その独自の顔そり術は評判を呼び遠方からの来客も多い。

活動理念は「顧客様の日常に笑顔が増えるお手伝いをする」。顔剃りとヘッドスパでお客様を眠りに誘うことがやりがい。

ブログは15年以上続けており、ライフワークとなっている。