『美容室脳卒中症候群と僕なりの対策』

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おはようございます。室長です。

先日はウィルス性胃腸炎でダウンしてしまい、ご迷惑をおかけしました。もうすっかり元気ですが、あれ破壊力が半端じゃないですね w
もう二度とかかりたくないです。二日で3キロ痩せました。

 

散髪で脳卒中に、英理髪店が1300万円の損害賠償(AFP=時事) – Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161213-00000010-jij_afp-int

 

こんなニュースを見ました。

シャンプー時の頸部の圧迫が原因で脳卒中になるという………

実際はかなり前からある話だけど、やはり怖いです。

特に旧型のシャンプー台には形状やクッションの問題で頸部の圧迫が強い(頭の重さを首の一点で支えるような感じ)タイプがあるように思います。

事件の店のシャンプー台は古い機種だったのかもしれない。そうそう取り替えられるものではないし。

正直うちの以前のシャンプー台もバックシャンプーにすると首がかなりしんどかったです。

だからできるにはできたのですが、ほとんどやりませんでした。

 

去年の改装の際にうちが新たに導入した機種もリアシャンプーと呼ばれる、背もたれが少し起きていて首を後傾させるタイプの機種です。

その点が心配でメーカーの担当さんに聞いてみたところ「ニュースで取りざたされるようになってから、メーカーの改良がかなり進んだので、これ(うちが導入した機種)は大丈夫です。」と言ってたけど………

買う前に色々な機種を試しましたが、個人的にはニュース以降の機種でも頸部が苦しいものはあると思いますよ。どれとは言いませんが 笑

 

どちらにしても背もたれが起きれば起きるほど、首の後傾が強ければ強いほど、洗われてて苦しいのは確か。

フラットに近い姿勢でシャンプーできるのが望ましいと思います。

完全にフラットになるシャンプー台もありますが、店舗スペースの関係でうちはNG。完全に寝そべる分、場所をくうんですね。

で、うちが新たに買ったシャンプー台と理容椅子のセットはかなり進歩したとはいえ首が多少後傾するタイプ。

昔のもののような形状面やクッションでの心配はないとはいえ、お客様にとって首に負担がかからず一番楽な姿勢をつくれるベストセッティングを見つけるべく、背もたれの倒れる角度や体とシートにできる隙間がどこにできるかなどをさんざん研究しました。

 

シャンプーの際に背もたれを倒すと、座面にある程度の固さのある理容椅子では、背骨の湾曲している部分(腰のあたり)にどうしても隙間ができます。

するとその隙間を支えるように腰に力が入り、首にも体重がかかってしまう。

じゃあソファーのように柔らかければいいじゃないかというと、髪を切る時にきちんとした姿勢で長時間座るには向かないので、それも違う。

 

ではどうすれば首に負担がかからずシャンプーができるか。

 

膝下にクッションをかまして、膝を少し曲げてあげるんです

そんなことかと笑うなかれ 笑

そうすることで、腰が下がって背中がシートに密着する面積が増える。すると、体圧が分散し、首の負担が減り、洗われる姿勢がかなり楽になる。

それ以来、僕はシャンプーをするときにお客様の膝下にクッションを入れるようにしています。

 

色々な所で言ってることですが、僕のシャンプーの目標は「お客様を寝落ちさせる」こと。

至福の寝落ちを体験してほしい。

だから身体を委ねられるシートとシャンプー台じゃなければ寝られるはずなんてない。

その部分の追求は徹底的にやっていきたいです。

 

本当はその研究の中で、首と肩の間のわずかな隙間にもクッションを入れるともっと楽になることもわかったのですが、こちらは微妙な調整の難しさや水濡れの関係で実践できてません。

でも今もアンテナは張り続けてます。きっと何かいいやり方があるはず。

何かピンとくるアイテムややり方が見つかればすぐにでも実践したいし、やっている方がいらっしゃるなら是非教えていただきたいです。

 

ちょっと真面目に書いちゃいましたが、たまにはいいですかねー。

 

こちらは頭から足先まで体が完全にフラットになるタイプ。

 

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僕は好きですが、副長は頭が下がるような感じがして気持ち悪いと…………

みんながみんな納得するというのは難しいもんですね。

試行錯誤の繰り返しです。

 

ではまた。

 

投稿者プロフィール

古澤 達也
古澤 達也理容師
昭和33年創業「古澤理容館」の三代目、現在は、癒しメニュー特化型理容室「理容フルサワ~LIVINGROOM~ 」室長。1973年生まれ、出身・在住ともに横浜市鶴見区。全理連ヘアーカウンセラー。2010年横浜市優秀技能者賞受賞。

理容師の為のオンラインサロン『Barber-Bar』主宰。

顔そりやヘッドスパなどの「癒し」に特化したサロンコンセプトのもと、ストレス社会に生きる現代人の疲れや肌荒れと向き合っている。特にメンズ向けのシェービングは「顔そりという名のエステ」として圧倒的な心地良さをもたらし、その独自の顔そり術は評判を呼び遠方からの来客も多い。

活動理念は「顧客様の日常に笑顔が増えるお手伝いをする」。顔剃りとヘッドスパでお客様を眠りに誘うことがやりがい。

ブログは15年以上続けており、ライフワークとなっている。