『納豆が嫌いだ』

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僕は納豆が嫌いだ。

ねばねばしてるから嫌いだ。

ねばねばしててクサいのが嫌いだ。

ねばねばしててクサくてビヨーンて糸引くのが嫌いだ。

とにかく僕は納豆が嫌いなのだ。

副長(嫁さん)は茨城県常陸大宮市出身で

「納豆さえあれば何もいらない」

なんて言っちゃうほどの納豆フリーク。

初めて副長の実家に挨拶しに行った際は、

「僕、納豆が食べられないんです」

と副長のおばあちゃんに話をしたら

「へぇーーーー

じゃあ、何食べんだ?

と言われたのを僕は忘れない。

それでも僕はブレずに納豆が嫌いだ。

ちなみにこれは副長の実家の隣町の有名な納豆屋さん「舟納豆」。かの長嶋茂雄さんはここの納豆しか食べないらしい。興味があればご賞味あれ。

https://www.funanatto.co.jp/

僕は中1の時、誓いを立てた

なぜ僕はこれほどまでに納豆が嫌いなのか?

あれは剣道部の夏合宿。

行った初日で強烈なホームシックにかかるほど

酷暑の中、厳しい稽古が毎日行われていた。

ある朝、宿の朝食に納豆が出てきた。

当時の僕にとって納豆は

「頑張れば食べられる」食材だったが

その日出てきた納豆は、

食べられる人をもってしても

「なにこれ、、不味い、、、」

と言われるようなクズ納豆だった。

僕も一口食べてみたが、とても食べられる代物ではなかった。

なんかもう、めっちゃクサいのだ。

しかし、出されたご飯を残すことは許されない。

当時の剣道部顧問のモリタ先生は、

誰が見てもヤ○ザのような先生で

殴る蹴るなんて当たり前。

現に目の前で、ご飯を残した先輩が無惨にもボコボコにされていた。

(こ、これはなんとしても食べなければ・・・・)

そう覚悟を決めたピュアボーイ古澤は

どうにかして食べられる方法はないかと

仲間に情報収集を試みた。

すると、同級生のホンダくんから

「味噌汁をかけるとどうにかイケル」

という神情報が流れてきた。

納豆好きな方からしたら

そんなことしたら逆に食べられないよ!

という話であろうが、

その時の僕にはその言葉にすがるしかなかった。

迷わず納豆ご飯に味噌汁をかけた。

すると、この世の物とは思えない

おぞましい味の汁物が出来上がった。

(ホ、ホンダめ、、、、)

後悔しても後の祭り。

混ぜてしまったものを別々にすることはできない。

掻き込むしか残された術は僕にはなかった。

その時僕は誓った。

今日これを頑張って全部食べたら

もう、おれは一生納豆は食わない、と。

ちなみに副長が一番好きな納豆はこの「くめ納豆」。副長のおばぁちゃんも同じ事を言っていた。

http://www.mizkan.co.jp/kume/index.html

この時自分に立てた誓いを、

僕は今も守り続けているのだ。

あの日泣きながら「納豆味噌汁ご飯」を掻き込んだ僕を裏切らない為に。

聞いてるか?中1の古澤少年よ。

あれから30年経った今も、僕は約束を守り続けている。

そして君にひとつアドバイスするとしたら

ホンダくんのアドバイスは絶対に聞くな!!!

ということである。

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投稿者プロフィール

古澤 達也
古澤 達也理容師
セパレート型理容室「理容フルサワ~a livingroom~ 」3代目室長。1973年生まれ、出身・在住ともに横浜市鶴見区。
全理連ヘアーカウンセラー。
2010年横浜市優秀技能者賞受賞。
ヘッドスパ、マッサージ、顔剃りエステなどのヒーリングメニューを重視する理容スタイルで、お客様を日々寝落ちに誘うことが仕事する上での喜びとなってます。
活動理念は「目の前の人を笑顔にする」。
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