『【キッズカット】髪型をオーダーする時に上手く伝える方法。』

How-To
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こんにちは。鶴見・川崎でキッズカットがややウケの理容師、フルサワです。

 

今日はとても

珍しいオーダー

をいただきました。

 

「前髪パッツンで

上は長くて、

すそ周りを短く刈り上げて・・・。

昭和なイメージで。

金太郎の前掛け着せたくなるような!」

「あ、まことちゃん的な?」

「そうです!そうです!ぐわし!みたいな!」

 

古いですね・・・笑

若い子にはなんのこっちゃわからないかも。

画像を貼ると権利うんぬんがややこしいので、わからない方はぐぐってください。

 

ただ僕にはよーーく伝わりましたよ。

 

で、そのビフォーがこちらで

 

過去の記憶を思い起こしながら切ったのがこのスタイル。

 

おおっ、ザ・昭和!

 

昔、「坊っちゃん刈り」と言われたスタイルのトップが重めな感じですね。

 

ご両親とも、とても喜んで頂けました。

 

上手くいった理由を考えた

今回上手くいった理由の1つとして思うのは、僕と親御さんで

お互いに同じイメージを共有できた

ことだと思います。

 

「まことちゃん」という

古いワードではありながらも(笑)

 

そこの部分でしっかりと

同じ完成図、

同じイメージを

共有できたことがよかったのだと思います。

 

イメージをどう共有するか

こうして欲しいという髪型があるときは、

画像や写真を見せていただくのが一番間違いなくお互いのイメージを共有できる方法です

 

なかなか髪型を口で表現するのは難しいですからね。

 

芸能人の髪型のオーダーは要注意です。髪型が常に一定ではないので、イメージの共有は難しくなります。

なので、やはり画像や写真があったほうがいいです。

 

そうそう、漫画やアニメのキャラクターで伝えるのも意外とおすすめですね。

髪型が話の途中で変わる事がほとんどないので、イメージを共有しやすいからです。

ただし・・・あくまでも漫画・アニメの中でのヘアスタイルなので、リアルな世界では実現不可能な場合があります 笑

その際は、ご容赦ください。

 

もちろん僕らもできるだけしっかりイメージできるように、色々カウンセリングで聞き出すようにしています。

また、検索しても思うようなヘアスタイルが見つからない時など、画像がなくても、カウンセリングで補いますので、絶対に画像が必要ということではありません。

 

まとめると

今までと違う髪型にしたい時は、

画像や写真を用意しておくと

お互いが同じイメージを共有でき、

話がスムーズに進む

ということです。

 

これはお子様のカットに限らず、

大人のカットにも言えることなので、

ちょっと覚えておくといいかもしれません。

 


ソウタくんのご両親へ

本日はご来店ありがとうございました。画像をつくりましたので、ご自由にお使いください。

昭和を意識して、レトロ調です 笑

 

 

投稿者プロフィール

古澤 達也
古澤 達也理容師
昭和33年創業「古澤理容館」の三代目、現在は、癒しメニュー特化型理容室「理容フルサワ~LIVINGROOM~ 」室長。1973年生まれ、出身・在住ともに横浜市鶴見区。全理連ヘアーカウンセラー。2010年横浜市優秀技能者賞受賞。

理容師の為のオンラインサロン『Barber-Bar』主宰。

顔そりやヘッドスパなどの「癒し」に特化したサロンコンセプトのもと、ストレス社会に生きる現代人の疲れや肌荒れと向き合っている。特にメンズ向けのシェービングは「顔そりという名のエステ」として圧倒的な心地良さをもたらし、その独自の顔そり術は評判を呼び遠方からの来客も多い。

活動理念は「顧客様の日常に笑顔が増えるお手伝いをする」。顔剃りとヘッドスパでお客様を眠りに誘うことがやりがい。

ブログは15年以上続けており、ライフワークとなっている。