『【理容組合鶴見支部】ウィークデーマラソン in こどもの国』

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2018年11月27日、僕らは風になった。

 

神奈川県理容組合鶴見支部から有志で集まった6人と応援団。力をひとつにして風になったのだ。

 

参加したのは「ウィークデーマラソン in こどもの国」のリレー部門。

 

フルやハーフ、クオーターなど色々な部門があって、僕らが出たのは一周4キロのコースをリレーで10周繋ぐという部門。

 

16チームがエントリーしていた。

 

ランナーは

 

キャプテン三枝さん(第1・5・10走者)

副キャプテン中西さん(第2・7走者)

征夷酒将軍ヨシテルさん(第4走者)

傷だらけの天使小澤さん(第6走者)

さわやかイケメン重田くん(第3・9走者)

そして運動大嫌い古澤(第8走者)

 

応援団は

 

我らが支部長カトゥーさん

 

盛り上げ隊長新野さん

 

女性ランナーを見る目が鋭いコウヘイさん

 

パティシエ理容師久保田さん

 

クッキーを差し入れてくれた中西奥さん

 

毎日走っている人から、僕みたいに全く運動してない人まで、普段バリバリ仕事してる理容師さんが集まってチームとなったのだ。

 

地獄の始まり

そしてついに第一走者のキャプテン三枝さんがスタートを切った

 

そしたらなんと5位で帰ってきた!!

 

ガチかよ!!!

 

僕は心の中で叫んだ

 

その後も皆さん懸命に走り、順調に順位をキープしたまま、いよいよ僕にタスキが回ってきた。

そして僕は地獄を見た

このこどもの国の周回コース。とにかくひたすらアップダウンが続くコースだった。平坦なところはほとんどなかった。

 

まじでヤバい、と先にゴールしたランナーから散々聞かされて、僕はすっかり怯えていた。

 

特に最初と後半にある二つの急坂は、ランナーの心をへし折るには十分なものだ、と。

 

実際僕なんてもう最初の急坂を登り切った1.5km地点で体力の限界を感じ、心がボキボキに折れた。どこから近道してやろうかとそればかり考えながら走っていた。

 

最初調子よく追い抜いた女性ランナーやヘロヘロで走ってたはずのオジサンランナーにも追い抜かれていった。

 

そして僕のペースだと登り坂は歩いても走ってもスピードがたいして変わらない事に気付き、途中からは登りは歩いて息を整え、下りを全力で走ることにした。

 

これ、僕は最後まで走りきったテイで誰にも言わなかったので、今ここでチームのみんなに正式に謝ります。ごめんなさい。

 

最後は下り坂が続いてゴールになるのだが、チームのみんなが応援してくれてる声が聞こえてきた。応援の声がこれほど力になるものだとは、初めて知った。

 

もう顔面蒼白で吐き気はするしでフラフラだったが、なんとか次の重田くんにタスキを繋ぐことができた。本当にありがたかった。

 

僕が練習し始めたのは本番ひと月前

 

4キロって普段走っている人にとってはどうってことない距離だが、僕はランニング初日は自宅の鶴見市場から隣駅の八丁畷まで走ることができなかった。

 

日頃培った脂肪が災いして乳揺れが痛いし、息がもたない。

 

毎日走ると足が痛くなるので、2日おきに走って練習した。

 

音楽を聞きながら、息を整えながら、少しずつ距離を伸ばしていった。

 

4キロをノンストップで走れるようになったのは、本番わずか2日前。ペースは4キロで30分01秒かかった。1キロ7分ちょっとのペースだから、早歩きよりちょっと早いくらいのペースだ。

 

そして今回のタイムは27分31秒。チームでは見事最下位のタイムだったが、自己ベストだった。歩いたのにw

 

そしてチームの結果は!

 

見事5位!!!

 

 

やった!!!テッテレー!!!

 

最終走者のキャプテン三枝さんが3周目にも関わらず、あまりに早く帰ってきたのでみんな写真を撮り損ねるというアクシデントw

 

主催者さんのご好意でもう一度ゴールさせてもらうというやさしさに包まれて、見事にゴール!!

 

最高のチームワークで、いい記録が出せました。

 

仕事を終えた男たちの背中は夕陽を浴びて輝いていて

 

「また来よう」

 

と言ったとか言わないとか。

 

小澤さんが動画をまとめてくれたのでリンクを貼っておきます。

 

 

選手の皆様お疲れ様でした!応援してくれた皆様もありがとうございました!

 

投稿者プロフィール

古澤 達也
古澤 達也理容師
昭和33年創業「古澤理容館」の三代目、現在は、癒しメニュー特化型理容室「理容フルサワ~LIVINGROOM~ 」室長。1973年生まれ、出身・在住ともに横浜市鶴見区。全理連ヘアーカウンセラー。2010年横浜市優秀技能者賞受賞。

理容師の為のオンラインサロン『Barber-Bar』主宰。

顔そりやヘッドスパなどの「癒し」に特化したサロンコンセプトのもと、ストレス社会に生きる現代人の疲れや肌荒れと向き合っている。特にメンズ向けのシェービングは「顔そりという名のエステ」として圧倒的な心地良さをもたらし、その独自の顔そり術は評判を呼び遠方からの来客も多い。

活動理念は「顧客様の日常に笑顔が増えるお手伝いをする」。顔剃りとヘッドスパでお客様を眠りに誘うことがやりがい。

ブログは15年以上続けており、ライフワークとなっている。